は
肺痿(はいい)
肺痿とは、肺葉の弱体化による肺の慢性虚損性の疾患である。 臨床では、咳・濁唾や涎沫を吐き出 …
肺陰虚証(はいいんきょしょう)
肺陰虚証とは、肺陰が不足し、虚熱が内生した状態の証候を指す。 肺陰虚の原因は主に三つある。 …
肺陰失調(はいいんしっちょう)
肺陰失調とは、肺の「陰津虧損」と「陰虚火旺」の病理状態をを指す。肺陰失調の病理特徴は、肺が …
肺気鬱阻(はいきうつそ)
邪気が肺を阻滞する病理状態である。臨床では、突然に胸悶胸痛、喘息が発生するなどを呈する。
肺気虚(はいききょ)
肺気不足は、肺気虚ともいい、肺気の虚弱を指す。 肺気虚は幾つかの病理現象を引き起こす。 1 …
肺気虚証(はいききょしょう)
肺気虚証とは、肺の機能活動が減弱して現れた証候を指す。 臨床では、喘咳して力がない、呼吸が …
肺気不宣(はいきふせん)
肺気不宣とは、肺気が宣発しないことをいう。肺失宣発ともいう。宣発は肺の生理機能の一つで、体 …
肺気不足(はいきふそく)
肺気虚を参照。
肺虚(はいきょ)
肺虚は、肺気の不足、肺陰が虚であることを含む。臨床では、少気、呼吸が浅くて短い、喉の乾燥な …
培元益気(ばいげんえっき)
元は体の根元を指し、主に肝腎神を含める。 培元益気とは、肝腎と気を補う治療方法を指す。
肺失宣発(はいしつせんぱつ)
肺気不宣を参照。
肺主行水(はいしゅぎょうすい)
肺は行水を主る。肺主行水とは、肺の宣発と粛降作用が水液の散布や輸送、排泄を調節する効能を指 …
肺腎陰虚(はいじんいんきょ)
肺腎陰虚とは、肺と腎の陰が不足する病理状態を指す。臨床では、両頬顴紅、骨蒸潮熱、盗汗、乾咳 …
敗精(はいせい)
敗精とは、腐った無用な精気を指す。 敗精は邪気の一つとして、尿道を塞がり、排尿不利か癃閉な …
肺燥(はいそう)
肺燥とは、内燥による症状の他、乾咳無痰、喀血などの症状を伴う病証を指す。臨床では、乾咳 痰 …
肺損(はいそん)
肺損とは、皮膚が聚(皺があり、縮んで弾力がなない)で皮毛が落ちる状態を指す。
灰苔(はいたい)
灰苔とは、苔色が浅黒い色の舌苔を指す。灰苔の多くは白苔が暗く転化してゆくものであり、また黄 …
肺脹(はいちょう)
肺脹は多種の慢性肺系疾患の繰り返しにより生じ、肺気脹満、不能斂降の病証である。 臨床では胸 …
肺為嬌臓(はいはきょうぞうなり)
「嬌臓」とは、肺が華奢で病邪を受けやすい臓であることを形容している。肺は熱を嫌うと共に寒も …
肺は百脈を朝める(はいはひゃくみゃくをあつめる)
全身の気血は経脈によって肺に集められることを意味する。全身の気血と脈は心が統括しており、血 …
肺痺(はいひ)
五臓痺証の一つである。主要な症状は、悪寒、発熱、咳嗽、喘息、胸が膨満する、むかむかして落ち …
黴腐苔(ばいふたい)
腐苔の一種。苔質の顆粒が柔らかく、粗く大きくて厚い、豆腐カスが舌面を覆っているようで、拭う …
肺癰(はいよう)
肺癰とは肺葉に瘡ができ、膿瘍が形成される病証で内癰の一種に属する。 主な臨床症状としては、 …
歯印舌(はいんぜつ)
歯痕舌を参照。
白厚粘膩苔(はくこうねんじたい)
白厚粘膩苔は、苔質が白く厚みがあり粘るような状態をいう。口中が甘く感じる場合、その多くは脾 …
白潤苔(はくじゅんたい)
白潤苔は、苔色が淡白で潤っている舌象を指す。淡白舌と白潤苔が同時に見られる場合、虚寒の病態 …
白睛(はくせい)
白睛とは、眼球の白色を呈する部分を指す。眼の眼球結膜と強膜の部分にあたる。 白睛が気の精に …
白苔(はくたい)
白苔とは舌苔が白色を呈す。白苔は一般に表証、寒証にみられるが、時に熱証にも見られる。表証の …
白帯(はくたい)
白帯の臨床特徴は、帯下が白、量が多い、質は水っぽい、無臭ならば白帯で寒湿に属す。病理特徴は …
薄白苔(はくはくたい)
薄白苔は、正常な舌と表証でみられる舌苔で、舌色が淡紅色で薄白苔の場合は正常舌である。表証の …
白粉苔(はくふんたい)
白粉苔は粉が積もったような白苔をさす。
剥落苔(はくらくたい)
舌苔の剥落を参照。
破傷風(はしょうふう)
破傷風とは、皮膚の外傷部に邪気を受けて痙攣を起す病証を指す。
発頤(はつい)
顴骨の下と腮顎の上、耳の前が腫れて痛みがある場合、発頤と称する。 臨床特徴は、開口制限や高 …
反胃(はんい)
胃反・翻胃ともいう。食後に脘腹が脹満し、食物が胃に停滞して消化されず、朝食べたものを夕方吐 …
翻胃(はんい)
胃反、ともいう。食後に脘腹が脹満し、食物が胃に停滞して消化されず、朝食べたものを夕方吐いた …
泛悪(はんお)
胃脘部に吐こうとしても吐けず、透明な涎或いは酸水がでる。主な原因は、痰濁、湿邪、食滞などに …
泛悪欲吐(はんおよくと)
泛悪欲吐とは、吐きそうな感覚が強いが、吐き出せない様子を指す。
泛悪欲吐(はんおよくと)
泛悪欲吐とは、吐きそうな感覚が強いが、吐き出せない様子を指す。
反甲(はんこう)
爪が扁平で、反り返っているという状態を反甲という。その多くは肝血不足に属する。
斑疹(はんしん)
斑は、皮膚表面が盛りあがらず、手でさすっても触らないものが多く、変色部分は赤や紫色を呈する …
半身汗(はんしんかん)
半身汗とは、身体の片側だけ汗が出るが、反対の一側だけ汗が出ないという現象を指す。片側は、体 …
飯酔(はんすい)
飯酔とは、、食後に倦怠嗜睡がよくあることを指す。脾気虚によくられる。
胖大舌(はんだいぜつ)
胖大舌とは、舌体が正常な舌より大きく、舌を伸ばすと口中に広がる状態を指す。胖大舌の多くは水 …
反治(はんち)
「反治」は、病気の仮象に準じて採用される治療方法で、「従治(じゅうち)」とも呼ぶ。 疾病の …
半表半裏証(はんぴょうはんり)
半表半裏証とは、裏証でもない、表証でもない病理状態を指す。 その特徴は外邪が表から内伝して …
斑紋(はんもん)
斑紋とは、線状のような斑を指す。
肺痿とは、肺葉の弱体化による肺の慢性虚損性の疾患である。 臨床では、咳・濁唾や涎沫を吐き出 …
肺陰虚証(はいいんきょしょう)
肺陰虚証とは、肺陰が不足し、虚熱が内生した状態の証候を指す。 肺陰虚の原因は主に三つある。 …
肺陰失調(はいいんしっちょう)
肺陰失調とは、肺の「陰津虧損」と「陰虚火旺」の病理状態をを指す。肺陰失調の病理特徴は、肺が …
肺気鬱阻(はいきうつそ)
邪気が肺を阻滞する病理状態である。臨床では、突然に胸悶胸痛、喘息が発生するなどを呈する。
肺気虚(はいききょ)
肺気不足は、肺気虚ともいい、肺気の虚弱を指す。 肺気虚は幾つかの病理現象を引き起こす。 1 …
肺気虚証(はいききょしょう)
肺気虚証とは、肺の機能活動が減弱して現れた証候を指す。 臨床では、喘咳して力がない、呼吸が …
肺気不宣(はいきふせん)
肺気不宣とは、肺気が宣発しないことをいう。肺失宣発ともいう。宣発は肺の生理機能の一つで、体 …
肺気不足(はいきふそく)
肺気虚を参照。
肺虚(はいきょ)
肺虚は、肺気の不足、肺陰が虚であることを含む。臨床では、少気、呼吸が浅くて短い、喉の乾燥な …
培元益気(ばいげんえっき)
元は体の根元を指し、主に肝腎神を含める。 培元益気とは、肝腎と気を補う治療方法を指す。
肺失宣発(はいしつせんぱつ)
肺気不宣を参照。
肺主行水(はいしゅぎょうすい)
肺は行水を主る。肺主行水とは、肺の宣発と粛降作用が水液の散布や輸送、排泄を調節する効能を指 …
肺腎陰虚(はいじんいんきょ)
肺腎陰虚とは、肺と腎の陰が不足する病理状態を指す。臨床では、両頬顴紅、骨蒸潮熱、盗汗、乾咳 …
敗精(はいせい)
敗精とは、腐った無用な精気を指す。 敗精は邪気の一つとして、尿道を塞がり、排尿不利か癃閉な …
肺燥(はいそう)
肺燥とは、内燥による症状の他、乾咳無痰、喀血などの症状を伴う病証を指す。臨床では、乾咳 痰 …
肺損(はいそん)
肺損とは、皮膚が聚(皺があり、縮んで弾力がなない)で皮毛が落ちる状態を指す。
灰苔(はいたい)
灰苔とは、苔色が浅黒い色の舌苔を指す。灰苔の多くは白苔が暗く転化してゆくものであり、また黄 …
肺脹(はいちょう)
肺脹は多種の慢性肺系疾患の繰り返しにより生じ、肺気脹満、不能斂降の病証である。 臨床では胸 …
肺為嬌臓(はいはきょうぞうなり)
「嬌臓」とは、肺が華奢で病邪を受けやすい臓であることを形容している。肺は熱を嫌うと共に寒も …
肺は百脈を朝める(はいはひゃくみゃくをあつめる)
全身の気血は経脈によって肺に集められることを意味する。全身の気血と脈は心が統括しており、血 …
肺痺(はいひ)
五臓痺証の一つである。主要な症状は、悪寒、発熱、咳嗽、喘息、胸が膨満する、むかむかして落ち …
黴腐苔(ばいふたい)
腐苔の一種。苔質の顆粒が柔らかく、粗く大きくて厚い、豆腐カスが舌面を覆っているようで、拭う …
肺癰(はいよう)
肺癰とは肺葉に瘡ができ、膿瘍が形成される病証で内癰の一種に属する。 主な臨床症状としては、 …
歯印舌(はいんぜつ)
歯痕舌を参照。
白厚粘膩苔(はくこうねんじたい)
白厚粘膩苔は、苔質が白く厚みがあり粘るような状態をいう。口中が甘く感じる場合、その多くは脾 …
白潤苔(はくじゅんたい)
白潤苔は、苔色が淡白で潤っている舌象を指す。淡白舌と白潤苔が同時に見られる場合、虚寒の病態 …
白睛(はくせい)
白睛とは、眼球の白色を呈する部分を指す。眼の眼球結膜と強膜の部分にあたる。 白睛が気の精に …
白苔(はくたい)
白苔とは舌苔が白色を呈す。白苔は一般に表証、寒証にみられるが、時に熱証にも見られる。表証の …
白帯(はくたい)
白帯の臨床特徴は、帯下が白、量が多い、質は水っぽい、無臭ならば白帯で寒湿に属す。病理特徴は …
薄白苔(はくはくたい)
薄白苔は、正常な舌と表証でみられる舌苔で、舌色が淡紅色で薄白苔の場合は正常舌である。表証の …
白粉苔(はくふんたい)
白粉苔は粉が積もったような白苔をさす。
剥落苔(はくらくたい)
舌苔の剥落を参照。
破傷風(はしょうふう)
破傷風とは、皮膚の外傷部に邪気を受けて痙攣を起す病証を指す。
発頤(はつい)
顴骨の下と腮顎の上、耳の前が腫れて痛みがある場合、発頤と称する。 臨床特徴は、開口制限や高 …
反胃(はんい)
胃反・翻胃ともいう。食後に脘腹が脹満し、食物が胃に停滞して消化されず、朝食べたものを夕方吐 …
翻胃(はんい)
胃反、ともいう。食後に脘腹が脹満し、食物が胃に停滞して消化されず、朝食べたものを夕方吐いた …
泛悪(はんお)
胃脘部に吐こうとしても吐けず、透明な涎或いは酸水がでる。主な原因は、痰濁、湿邪、食滞などに …
泛悪欲吐(はんおよくと)
泛悪欲吐とは、吐きそうな感覚が強いが、吐き出せない様子を指す。
泛悪欲吐(はんおよくと)
泛悪欲吐とは、吐きそうな感覚が強いが、吐き出せない様子を指す。
反甲(はんこう)
爪が扁平で、反り返っているという状態を反甲という。その多くは肝血不足に属する。
斑疹(はんしん)
斑は、皮膚表面が盛りあがらず、手でさすっても触らないものが多く、変色部分は赤や紫色を呈する …
半身汗(はんしんかん)
半身汗とは、身体の片側だけ汗が出るが、反対の一側だけ汗が出ないという現象を指す。片側は、体 …
飯酔(はんすい)
飯酔とは、、食後に倦怠嗜睡がよくあることを指す。脾気虚によくられる。
胖大舌(はんだいぜつ)
胖大舌とは、舌体が正常な舌より大きく、舌を伸ばすと口中に広がる状態を指す。胖大舌の多くは水 …
反治(はんち)
「反治」は、病気の仮象に準じて採用される治療方法で、「従治(じゅうち)」とも呼ぶ。 疾病の …
半表半裏証(はんぴょうはんり)
半表半裏証とは、裏証でもない、表証でもない病理状態を指す。 その特徴は外邪が表から内伝して …
斑紋(はんもん)
斑紋とは、線状のような斑を指す。
ひ
脾胃気虚(ひいききょ)
脾胃気虚とは、脾胃の気虚の病証を指す。臨床では、久病の虚証及び気虚体質の患者に多く見られる …
脾胃湿熱(ひいしつねつ)
脾胃湿熱とは、湿邪の感受、飲食不節、過食肥甘により脾失運化により水湿停滞が発生し湿熱が生じ …
脾胃不和(ひいふわ)
和は正常という意味である。脾胃不和とは、脾胃が正常ではない病理状態を指す。臨床では、不思食 …
脾陰の失調(ひいんのしっちょう)
脾陰の失調とは、脾の気陰両虚の病理状態を指す。 脾陰の不調を引き起こす原因は脾気虚である。 …
脾鬱(ひうつ)
脾気鬱滞を参照。
脾気鬱滞(ひきうったい)
脾気鬱滞とは、思慮が過ぎると脾気を鬱結させ、運化作用が正常ではなくなる病理状態を指す。臨床 …
脾気下陥(ひきかかん)
中気下陥を参照
脾気虚(ひききょ)
中気不足を参照
脾気虚証(ひききょしょう)
脾気虚証とは、脾気不足により、健全な運化作用が機能ができずに引き起こす証候を指す。その原因 …
脾気虚損(ひききょそん)
中気不足を参照。
脾虚湿困(ひきょしつこん)
脾虚湿困とは、脾虚により体内に水湿が停滞する病理を指す。脾は水湿の運化を主り、胃のためにそ …
脾虚生湿(ひきょせいしつ)
内湿を参照
脾経湿熱(ひけいしつねつ)
湿温の邪気は太陰脾経を鬱阻する病証である。臨床では、眼瞼が赤く爛れ、口糜などである。
鼻衄(びじく)
鼻の出血を指す。
脾実(ひじつ)
脾実とは、脾気が塞がり滞る病理を指す。臨床では、腹脹、胸脘が痞え塞がり、大小便は出にくい。 …
脾瀉(ひしゃ)
脾泄を参照。
脾主運化(ひしゅうんか)
「脾は運化を主る」とは、輸送と消化を主ることで、水穀(飲食物)を精微に変化させ、全身に輸布 …
痺証(ひしょう)
痺証とは風・寒・湿・熱などの外邪が人体を侵襲し、経絡を閉阻して気血の運行が不暢になることで …
脾泄(ひせつ)
腹が脹満し、下痢、食すとすぐ吐くなどの疾病をいう。脾が病んでその健運作用が失われることで起 …
悲則気消(ひそくきしょう)
悲しめば気が消える。悲則気消とは、悲しみの感情が過度になれば肺気を抑鬱し、熱と化して、その …
脾統血(ひとうけつ)
脾は血を統べる。統血作用とは、脾には血液が経脈中を循環するよう制御し、脈外へ溢れないよう調 …
微熱(びねつ)
微熱とは、軽い発熱で、熱が37~38度Cと低いという発熱を指す。ある種の内傷病、あるいは温 …
脾の運化(ひのうんか)
脾の運化作用は、脾の働きのひとつで、水液の運化と水穀の運化の働きがあり、水液の運化と水穀の …
脾の昇清(ひのしょうせい)
脾は昇清を主る。昇清は脾の働きのひとつで、昇清には二つの意味がある1.水穀精微を心、肺、頭 …
皮膚甲錯(ひふこうさく)
皮膚甲錯とは皮膚が乾燥して粗くなり、魚鱗のような状態をいい、また、肌膚甲錯ともいう。耳輪が …
痞満(ひまん)
痞満とは、心下や胃脘部がつかえたような不快感と膨満感を自覚する症状を指す。1.虚証に属する …
脾約(ひやく)
便秘の別名。脾の運化機能が失調し気虚となり津液を化することができず腸内の津液が不足する。そ …
百骸(ひゃくがい)
人体の全ての骨格を指す。
百日咳(ひゃくにちぜき)
百日咳とはひとしきり咳がでて、続けざまに咳が出て止まらず、ひどければ悪心嘔吐して咳血し、発 …
白陪(びゃくはい)
白陪とは、皮膚に白い顆粒が現れ、粟粒のように透き通っている疱疹を指す。白陪は主に暑湿や湿温 …
病因(びょういん)
病因とは、体の平衡状態が乱され疾病を引き起こす原因のことである。中医学では、病因の範疇を外 …
表寒(ひょうかん)
表証のひとつ。風寒を感受すると発熱、悪寒、無汗、頭痛、項の強ばり、関節痛、舌苔薄白、脈浮緊 …
表寒証(ひょうかんしょう)
表寒証とは、寒邪が肌表を侵襲したことによって現れる証候を指す。 臨床では、 悪寒がひどくて …
表寒裏実(ひょうかんりじつ)
表寒裏実とは、表に風寒があり、内に実があるという病理を指す。 臨床症状は、悪寒発熱、無汗、 …
病機(びょうき)
疾病の病因・病位・および疾病過程中の変化の要理を指す。
病機十九条(びょうきじゅうきゅうじょう)
十九条は《素問・至真要大論》ある。その内容は1、諸風掉眩、皆肝に属する。2、諸寒収引、皆腎 …
表気不固(ひょうきふこ)
衛気不固を参照。
脾陽虚衰(ひようきょすい)
脾陽虚衰とは、脾の陽気が不足する病理状態を指す。また、脾陽虚損ともいう。その原因は主に二つ …
脾陽虚損(ひようきょそん)
脾陽虚衰を参照
表虚裏実証(ひょうきょりじつしょう)
表虚裏実証は表虚と裏実の症状が同時に見られる証候を指す。 二つの原因がある。 1.平素から …
表証(ひょうしょう)
表証とは、六淫の邪気が、皮毛や口鼻から侵入したときに発生する証候を指す。 表証の特徴は、外 …
病色(びょうしょく)
疾病は色つやの変化に敏感に現れる。診断時に主として顔色、つやを診ることをいい、善色と悪色に …
表熱(ひょうねつ)
表熱は表証の区別のひとつである。風熱を感受すると発熱、頭痛、汗出はあったりなかったりする、 …
表熱証(ひょうねつしょう)
表熱証とは、温熱の病邪が肌表を侵犯したことによって現れる証候を指す。臨床では、発熱するが、 …
表病入裏(ひょうびょうにゅうり)
表病入裏とは、外感病で病邪が表から裏に入る病理変化を指す。
標本(ひょうほん)
「本」と「標」。 疾病の過程で部位、邪正、病因と症状の関係を表すために、「本」と「標」の概 …
緩則治其本(ひょうほん)
中国医学百科全書中医基礎理論 上海科学技術出版社P224 病勢緩和の疾病と慢性病気に適応す …
標本兼治(ひょうほんけんち)
標本兼治(標と本を兼ねて治す)は標と本を同時に治療する原則である。標本同治ともいう。 適応 …
表裏俱寒(ひょうりぐかん)
表裏俱寒とは、体内、外表が共に寒証で表裏同病を指す。外表に寒邪を感じ体内は生ものや冷たい飲 …
表裏倶熱(ひょうりぐねつ)
表裏倶熱とは、風熱及び温毒の邪の侵襲によって体内、外表が共に熱が盛んでいる病証を指す。 臨 …
表裏同病(ひょうりどうびょう)
表裏同病が表れる病態は二つある。1.発病初期に表証があるうえに裏証も見られる。その多くは表 …
脾胃気虚とは、脾胃の気虚の病証を指す。臨床では、久病の虚証及び気虚体質の患者に多く見られる …
脾胃湿熱(ひいしつねつ)
脾胃湿熱とは、湿邪の感受、飲食不節、過食肥甘により脾失運化により水湿停滞が発生し湿熱が生じ …
脾胃不和(ひいふわ)
和は正常という意味である。脾胃不和とは、脾胃が正常ではない病理状態を指す。臨床では、不思食 …
脾陰の失調(ひいんのしっちょう)
脾陰の失調とは、脾の気陰両虚の病理状態を指す。 脾陰の不調を引き起こす原因は脾気虚である。 …
脾鬱(ひうつ)
脾気鬱滞を参照。
脾気鬱滞(ひきうったい)
脾気鬱滞とは、思慮が過ぎると脾気を鬱結させ、運化作用が正常ではなくなる病理状態を指す。臨床 …
脾気下陥(ひきかかん)
中気下陥を参照
脾気虚(ひききょ)
中気不足を参照
脾気虚証(ひききょしょう)
脾気虚証とは、脾気不足により、健全な運化作用が機能ができずに引き起こす証候を指す。その原因 …
脾気虚損(ひききょそん)
中気不足を参照。
脾虚湿困(ひきょしつこん)
脾虚湿困とは、脾虚により体内に水湿が停滞する病理を指す。脾は水湿の運化を主り、胃のためにそ …
脾虚生湿(ひきょせいしつ)
内湿を参照
脾経湿熱(ひけいしつねつ)
湿温の邪気は太陰脾経を鬱阻する病証である。臨床では、眼瞼が赤く爛れ、口糜などである。
鼻衄(びじく)
鼻の出血を指す。
脾実(ひじつ)
脾実とは、脾気が塞がり滞る病理を指す。臨床では、腹脹、胸脘が痞え塞がり、大小便は出にくい。 …
脾瀉(ひしゃ)
脾泄を参照。
脾主運化(ひしゅうんか)
「脾は運化を主る」とは、輸送と消化を主ることで、水穀(飲食物)を精微に変化させ、全身に輸布 …
痺証(ひしょう)
痺証とは風・寒・湿・熱などの外邪が人体を侵襲し、経絡を閉阻して気血の運行が不暢になることで …
脾泄(ひせつ)
腹が脹満し、下痢、食すとすぐ吐くなどの疾病をいう。脾が病んでその健運作用が失われることで起 …
悲則気消(ひそくきしょう)
悲しめば気が消える。悲則気消とは、悲しみの感情が過度になれば肺気を抑鬱し、熱と化して、その …
脾統血(ひとうけつ)
脾は血を統べる。統血作用とは、脾には血液が経脈中を循環するよう制御し、脈外へ溢れないよう調 …
微熱(びねつ)
微熱とは、軽い発熱で、熱が37~38度Cと低いという発熱を指す。ある種の内傷病、あるいは温 …
脾の運化(ひのうんか)
脾の運化作用は、脾の働きのひとつで、水液の運化と水穀の運化の働きがあり、水液の運化と水穀の …
脾の昇清(ひのしょうせい)
脾は昇清を主る。昇清は脾の働きのひとつで、昇清には二つの意味がある1.水穀精微を心、肺、頭 …
皮膚甲錯(ひふこうさく)
皮膚甲錯とは皮膚が乾燥して粗くなり、魚鱗のような状態をいい、また、肌膚甲錯ともいう。耳輪が …
痞満(ひまん)
痞満とは、心下や胃脘部がつかえたような不快感と膨満感を自覚する症状を指す。1.虚証に属する …
脾約(ひやく)
便秘の別名。脾の運化機能が失調し気虚となり津液を化することができず腸内の津液が不足する。そ …
百骸(ひゃくがい)
人体の全ての骨格を指す。
百日咳(ひゃくにちぜき)
百日咳とはひとしきり咳がでて、続けざまに咳が出て止まらず、ひどければ悪心嘔吐して咳血し、発 …
白陪(びゃくはい)
白陪とは、皮膚に白い顆粒が現れ、粟粒のように透き通っている疱疹を指す。白陪は主に暑湿や湿温 …
病因(びょういん)
病因とは、体の平衡状態が乱され疾病を引き起こす原因のことである。中医学では、病因の範疇を外 …
表寒(ひょうかん)
表証のひとつ。風寒を感受すると発熱、悪寒、無汗、頭痛、項の強ばり、関節痛、舌苔薄白、脈浮緊 …
表寒証(ひょうかんしょう)
表寒証とは、寒邪が肌表を侵襲したことによって現れる証候を指す。 臨床では、 悪寒がひどくて …
表寒裏実(ひょうかんりじつ)
表寒裏実とは、表に風寒があり、内に実があるという病理を指す。 臨床症状は、悪寒発熱、無汗、 …
病機(びょうき)
疾病の病因・病位・および疾病過程中の変化の要理を指す。
病機十九条(びょうきじゅうきゅうじょう)
十九条は《素問・至真要大論》ある。その内容は1、諸風掉眩、皆肝に属する。2、諸寒収引、皆腎 …
表気不固(ひょうきふこ)
衛気不固を参照。
脾陽虚衰(ひようきょすい)
脾陽虚衰とは、脾の陽気が不足する病理状態を指す。また、脾陽虚損ともいう。その原因は主に二つ …
脾陽虚損(ひようきょそん)
脾陽虚衰を参照
表虚裏実証(ひょうきょりじつしょう)
表虚裏実証は表虚と裏実の症状が同時に見られる証候を指す。 二つの原因がある。 1.平素から …
表証(ひょうしょう)
表証とは、六淫の邪気が、皮毛や口鼻から侵入したときに発生する証候を指す。 表証の特徴は、外 …
病色(びょうしょく)
疾病は色つやの変化に敏感に現れる。診断時に主として顔色、つやを診ることをいい、善色と悪色に …
表熱(ひょうねつ)
表熱は表証の区別のひとつである。風熱を感受すると発熱、頭痛、汗出はあったりなかったりする、 …
表熱証(ひょうねつしょう)
表熱証とは、温熱の病邪が肌表を侵犯したことによって現れる証候を指す。臨床では、発熱するが、 …
表病入裏(ひょうびょうにゅうり)
表病入裏とは、外感病で病邪が表から裏に入る病理変化を指す。
標本(ひょうほん)
「本」と「標」。 疾病の過程で部位、邪正、病因と症状の関係を表すために、「本」と「標」の概 …
緩則治其本(ひょうほん)
中国医学百科全書中医基礎理論 上海科学技術出版社P224 病勢緩和の疾病と慢性病気に適応す …
標本兼治(ひょうほんけんち)
標本兼治(標と本を兼ねて治す)は標と本を同時に治療する原則である。標本同治ともいう。 適応 …
表裏俱寒(ひょうりぐかん)
表裏俱寒とは、体内、外表が共に寒証で表裏同病を指す。外表に寒邪を感じ体内は生ものや冷たい飲 …
表裏倶熱(ひょうりぐねつ)
表裏倶熱とは、風熱及び温毒の邪の侵襲によって体内、外表が共に熱が盛んでいる病証を指す。 臨 …
表裏同病(ひょうりどうびょう)
表裏同病が表れる病態は二つある。1.発病初期に表証があるうえに裏証も見られる。その多くは表 …
ふ
風(ふう)
風は春季の主気で風邪(ふうじゃ)ともいう。風が引き起こす病気は春季に多く発症するが、風は季 …
風淫証候(ふういんしょうこう)
風淫証候は風邪の侵襲により生じた病証を指す。 風邪は、百病の長であり、その性質は軽く舞い上 …
風気内動(ふうきないどう)
風気内動は内風又は肝風もいう。風気内動とは肝と深く関与するので肝風内動とも言い、病気の発展 …
風痧(ふうさ)
小児によくみられる疾病である。風熱、時邪に感染し、それらが肺の衛分に鬱結することによって皮 …
風邪(ふうじゃ)
風を参照。
風邪襲表(ふうじゃしゅうひょう)
風邪襲表とは、風邪が表を襲って、衛気を傷つけ腠理が固められなくなる病証を指す。 臨床では、 …
風勝則動(ふうしょうそくどう)
風が勝れば動。風勝則動とは、風気の偏盛によって動揺の症状が現れる病理を指す。風の特徴は、流 …
風疹(ふうしん)
風痧を参照
風水(ふうすい)
水腫の陽水に属する浮腫である。 風邪が表を襲い、肺の宣降と水道の通調が失職して水液を下の膀 …
封蔵失職(ふうぞうしっしょく)
封蔵とは、封閉(閉じ込める)、貯蔵の意味である。腎には精気を貯蔵する機能があり、二便を主る …
風痰(ふうたん)
風痰は水っぽくて泡沫が多く混ざる痰を指す。 風痰は肝風を伴う痰である。風痰が上がり、清空( …
風痰入絡(ふうたんにゅうらく)
風痰入絡とは、肝風が痰を交えて経絡を閉阻する病理を指す。 臨床では、肢体の麻木不仁、肢体の …
風痺(ふうひ)
痺証の類型の一つである。臨床症状は体がだるくて痛み、痛みが遊走して定まるところが無い。病因 …
風痱(ふうひ)
中風で、話す事が出来ない、或いは声を出せない。
風輪(ふうりん)
風輪は眼の黒い部分(虹彩)は肝に属する。中医学では、この黒い部分を「黒珠及び「黒晴」という …
風労(ふうろう)
風邪に犯され、適切な治療を行わずに裏に伝わり、陰血を損傷して虚熱を引き起こす病証を指す。こ …
伏痰(ふくたん)
伏痰とは、水飲が内熱によって煮詰まり痰となったもので、長期間横隔膜の間に留まっている状態を …
腹痛(ふくつう)
胃脘から恥骨毛際までの部位に疼痛を指す。臨床では極めて多く見られ、さまざまな疾患で現れる。 …
復発(ふくはつ)
復発とは、疾病がよくなる段階、あるいは軽い状態で、何かの原因により、病気が再び発作し、ある …
浮光(ふこう)
浮光は仮神の目光の変化を指す。暗い目光が、急に輝く目光へと変わるという目つきを浮光という。
浮垢苔(ふこうたい)
腐苔の一種。苔質の顆粒が柔らかく、粗く大きくて厚い、豆腐カスが舌面を覆っているようで、拭う …
附骨疽(ふこつそ)
筋骨部位にできる疽をいう。多くは風寒湿が筋骨を阻み、気血が凝滞することで生じる。寒熱往来が …
扶正(ふせい)
扶正は扶正と袪邪という治則の一部分である。 扶正とは、正気を補い邪気に対する抵抗力を高める …
扶正袪邪(ふせいきょじゃ)
「正」は正気を「邪」は邪気を指し、治則をいう。扶正は「正気を扶ける」で、正気を補い邪気に対 …
腐苔(ふたい)
腐苔は、陽熱有余(陽熱が有り余る)で、胃中にある腐濁の邪気を蒸気として昇らせ生じた舌象であ …
浮熱(ふねつ)
浮熱は二つ意味がある。1、陰寒が内部で盛んで、微弱な陽気が体表に浮き出る真寒仮熱の現象を指 …
不寐(ふび)
失眠を参照
不眠(ふみん)
失眠を参照。
浮陽(ふよう)
浮陽とは、腎の虚火が上昇する病理状態を指す。「浮火」ともいう。
分清(ぶんせい)
分清とは、小腸で更に消化された飲食の「精微」が小腸で吸収され、この精微が脾の運化作用によっ …
分肉(ぶんにく)
①皮膚の下と筋肉の間、境界を指す。②皮膚内で骨に近い肉と骨とを分けたものを指す。③穴位名。
粉白苔(ふんはくたい)
粉白苔の特徴は舌面いっぱいに白苔が広がり、うどん粉が堆積しているようで、触っても乾燥してい …
風は春季の主気で風邪(ふうじゃ)ともいう。風が引き起こす病気は春季に多く発症するが、風は季 …
風淫証候(ふういんしょうこう)
風淫証候は風邪の侵襲により生じた病証を指す。 風邪は、百病の長であり、その性質は軽く舞い上 …
風気内動(ふうきないどう)
風気内動は内風又は肝風もいう。風気内動とは肝と深く関与するので肝風内動とも言い、病気の発展 …
風痧(ふうさ)
小児によくみられる疾病である。風熱、時邪に感染し、それらが肺の衛分に鬱結することによって皮 …
風邪(ふうじゃ)
風を参照。
風邪襲表(ふうじゃしゅうひょう)
風邪襲表とは、風邪が表を襲って、衛気を傷つけ腠理が固められなくなる病証を指す。 臨床では、 …
風勝則動(ふうしょうそくどう)
風が勝れば動。風勝則動とは、風気の偏盛によって動揺の症状が現れる病理を指す。風の特徴は、流 …
風疹(ふうしん)
風痧を参照
風水(ふうすい)
水腫の陽水に属する浮腫である。 風邪が表を襲い、肺の宣降と水道の通調が失職して水液を下の膀 …
封蔵失職(ふうぞうしっしょく)
封蔵とは、封閉(閉じ込める)、貯蔵の意味である。腎には精気を貯蔵する機能があり、二便を主る …
風痰(ふうたん)
風痰は水っぽくて泡沫が多く混ざる痰を指す。 風痰は肝風を伴う痰である。風痰が上がり、清空( …
風痰入絡(ふうたんにゅうらく)
風痰入絡とは、肝風が痰を交えて経絡を閉阻する病理を指す。 臨床では、肢体の麻木不仁、肢体の …
風痺(ふうひ)
痺証の類型の一つである。臨床症状は体がだるくて痛み、痛みが遊走して定まるところが無い。病因 …
風痱(ふうひ)
中風で、話す事が出来ない、或いは声を出せない。
風輪(ふうりん)
風輪は眼の黒い部分(虹彩)は肝に属する。中医学では、この黒い部分を「黒珠及び「黒晴」という …
風労(ふうろう)
風邪に犯され、適切な治療を行わずに裏に伝わり、陰血を損傷して虚熱を引き起こす病証を指す。こ …
伏痰(ふくたん)
伏痰とは、水飲が内熱によって煮詰まり痰となったもので、長期間横隔膜の間に留まっている状態を …
腹痛(ふくつう)
胃脘から恥骨毛際までの部位に疼痛を指す。臨床では極めて多く見られ、さまざまな疾患で現れる。 …
復発(ふくはつ)
復発とは、疾病がよくなる段階、あるいは軽い状態で、何かの原因により、病気が再び発作し、ある …
浮光(ふこう)
浮光は仮神の目光の変化を指す。暗い目光が、急に輝く目光へと変わるという目つきを浮光という。
浮垢苔(ふこうたい)
腐苔の一種。苔質の顆粒が柔らかく、粗く大きくて厚い、豆腐カスが舌面を覆っているようで、拭う …
附骨疽(ふこつそ)
筋骨部位にできる疽をいう。多くは風寒湿が筋骨を阻み、気血が凝滞することで生じる。寒熱往来が …
扶正(ふせい)
扶正は扶正と袪邪という治則の一部分である。 扶正とは、正気を補い邪気に対する抵抗力を高める …
扶正袪邪(ふせいきょじゃ)
「正」は正気を「邪」は邪気を指し、治則をいう。扶正は「正気を扶ける」で、正気を補い邪気に対 …
腐苔(ふたい)
腐苔は、陽熱有余(陽熱が有り余る)で、胃中にある腐濁の邪気を蒸気として昇らせ生じた舌象であ …
浮熱(ふねつ)
浮熱は二つ意味がある。1、陰寒が内部で盛んで、微弱な陽気が体表に浮き出る真寒仮熱の現象を指 …
不寐(ふび)
失眠を参照
不眠(ふみん)
失眠を参照。
浮陽(ふよう)
浮陽とは、腎の虚火が上昇する病理状態を指す。「浮火」ともいう。
分清(ぶんせい)
分清とは、小腸で更に消化された飲食の「精微」が小腸で吸収され、この精微が脾の運化作用によっ …
分肉(ぶんにく)
①皮膚の下と筋肉の間、境界を指す。②皮膚内で骨に近い肉と骨とを分けたものを指す。③穴位名。
粉白苔(ふんはくたい)
粉白苔の特徴は舌面いっぱいに白苔が広がり、うどん粉が堆積しているようで、触っても乾燥してい …
へ
平(へい)
①正常・温和・平衡。②平旦(明け方)。夜が明けようとしているとき。③整調する。平定する。
閉(へい)
閉とは、疾病が急激に変化する過程で、正気が支えきれず、邪気が体内に落ち込み、臓腑の機能が閉 …
閉経(へいけい)
閉経とは、一般的に18歳になっても初潮が見られない、或いは月経がきてから次の来潮まで三か月 …
閉厥(へいけつ)
気閉を参照
平旦(へいたん)
五更を参照。
併病(へいびょう)
傷寒病で併病とは、一経の病気が治癒できないうちに他の経に病気が生じ、両経の病証が同時に現れ …
闢穢(へいわい)
闢穢は汚い邪気を除去するという意味である。
別濁(べつだく)
別濁は小腸の働きで、別濁には二つの働きがある。1.消化された後の個体の糟粕は大腸に送る。2 …
別絡(べつらく)
別絡は経脈から分かれ出た支脈でほとんどが体表を循行し、経脈の中で最も主要な脈で全身に散らば …
偏暗舌(へんあんぜつ)
偏暗舌とは、舌に現れる各色に多少でも青紫成分を含む、舌色が黒っぽい舌を指す。偏暗舌は、気血 …
偏外苔(へんがいたい)
偏苔を参照。
偏口疽(へんこうそ)
対口脳疽を参照
偏嗜食物(へんししょくもつ)
偏嗜食物とは、ある食べ物ばかり好んで食べたり、異物を食べるという病状を指す。臨床では偏嗜食 …
偏苔(へんたい)
偏苔は、舌苔の分布の状態によって三つに分類されている。1.偏外苔:偏外苔の特徴は、舌苔は舌 …
偏内苔(へんないたい)
偏苔を参照。
偏口(へんのう)
対口脳疽を参照
偏脳疽(へんのうそ)
対口脳疽を参照
便秘(べんぴ)
便秘とは、大便が燥結(乾燥して固くなる)し、排出困難となって、排便回数が減りひどければ何日 …
①正常・温和・平衡。②平旦(明け方)。夜が明けようとしているとき。③整調する。平定する。
閉(へい)
閉とは、疾病が急激に変化する過程で、正気が支えきれず、邪気が体内に落ち込み、臓腑の機能が閉 …
閉経(へいけい)
閉経とは、一般的に18歳になっても初潮が見られない、或いは月経がきてから次の来潮まで三か月 …
閉厥(へいけつ)
気閉を参照
平旦(へいたん)
五更を参照。
併病(へいびょう)
傷寒病で併病とは、一経の病気が治癒できないうちに他の経に病気が生じ、両経の病証が同時に現れ …
闢穢(へいわい)
闢穢は汚い邪気を除去するという意味である。
別濁(べつだく)
別濁は小腸の働きで、別濁には二つの働きがある。1.消化された後の個体の糟粕は大腸に送る。2 …
別絡(べつらく)
別絡は経脈から分かれ出た支脈でほとんどが体表を循行し、経脈の中で最も主要な脈で全身に散らば …
偏暗舌(へんあんぜつ)
偏暗舌とは、舌に現れる各色に多少でも青紫成分を含む、舌色が黒っぽい舌を指す。偏暗舌は、気血 …
偏外苔(へんがいたい)
偏苔を参照。
偏口疽(へんこうそ)
対口脳疽を参照
偏嗜食物(へんししょくもつ)
偏嗜食物とは、ある食べ物ばかり好んで食べたり、異物を食べるという病状を指す。臨床では偏嗜食 …
偏苔(へんたい)
偏苔は、舌苔の分布の状態によって三つに分類されている。1.偏外苔:偏外苔の特徴は、舌苔は舌 …
偏内苔(へんないたい)
偏苔を参照。
偏口(へんのう)
対口脳疽を参照
偏脳疽(へんのうそ)
対口脳疽を参照
便秘(べんぴ)
便秘とは、大便が燥結(乾燥して固くなる)し、排出困難となって、排便回数が減りひどければ何日 …
ほ
瞀(ぼう)
1.目がくらむ、目がかすむ。2.乱れる。瞀熱は蒸し暑いの意味。
胞宮(ほうきゅう)
女子胞を参照。
暴蕨(ぼうけつ)
昔の病名である。気が急に逆行するために、突然昏倒し、人事不省に陥り、脈は躁疾であえぐよな病 …
亡血家は汗を発す可からず(ぼうけつかはあせをはっすべからず)
亡血家とは大量失血の患者を指す。大量の失血の患者に対して発汗してはならないという意味である …
膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ)
膀胱湿熱証とは、湿熱が膀胱に蘊結して証候を指す。 膀胱湿熱証の原因は主に二つある。 1.外 …
膀胱失約(ぼうこうしつやく)
膀胱不約を参照
膀胱の気化不利(ぼうこうのきかふり)
膀胱の功能失調を参照
膀胱の気化無権(ぼうこうのきかむけん)
膀胱の功能失調を参照
膀胱の功能失調(ぼうこうのこうのうしっちょう)
膀胱の功能失調とは膀胱気化作用の失調という病理状態を指す。膀胱の主な機能は貯尿と排尿で、貯 …
膀胱不約(ぼうこうふやく)
膀胱不約とは、気の収斂作用が失調し、遺尿の症状と強く関与する。 また、膀胱失約ともいう。
膀胱不約(ぼうこうふやく)
膀胱不約とは、膀胱の収斂作用が失調するという病理現象を指す。臨床では頻尿、遺尿などを呈する …
膀胱不利(ぼうこうふり)
膀胱の気化作用により膀胱に貯尿された尿を適時に体外に排泄する。膀胱不利と、膀胱の気化作用が …
芒刺(ぼうし)
芒刺は舌面の糸状乳頭が増殖角化してトゲ状に隆起した様子を表す。
芒刺舌(ぼうしぜつ)
芒刺舌は、舌面上の舌苔や顆粒が大きく尖り、長く赤い棘のような突起物となり、手に触れるように …
冒湿(ぼうしつ)
冒湿とは、山上の湿熱や雲霧、あるいは長雨、晴れた後の蒸気などで発病することが多く、病理の特 …
胞臓(ほうぞう)
女子胞を参照。
暴脱(ぼうだつ)
脱証に属する病理変化である。 臨床上では、一般に中風・大汗・激しい下痢・大量出血或いは精液 …
抱頭火丹(ほうとうかたん)
抱頭火丹はまた熱毒腫(頭部の丹毒)ともいう。 臨床の特徴は頭面の皮膚が熱を持って紅く腫れ、 …
瞀悶(ぼうもん)
めがくらみ、物がはっきりみえず同時にいらいらして落ち着かない、一種の証候である。多くは痰熱 …
亡陽(ぼうよう)
亡陽とは、体の陽気を突然大量に喪失し、体が極めて衰弱した病理状態を指す。臨床では、大汗淋漓 …
方顱(ほうろ)
方顱は小児の頭蓋骨の前頭部が前に突出し、側頭部は両側に向かって膨れ、頭頂部は扁平で、四角形 …
崩漏(ほうろう)
月経期間ではないのに、陰道内に大量の出血や出血が続き淋漓(ぽたぽた続く)として止まらないも …
補其偏衰(ほきへんすい)
「補其偏衰」とは、陰陽のどちらかが偏衰した病理状態を補足する治療原則である。 : 陰虚と陽 …
鶩溏(ぼくとう)
大便が水分を多く含み、色が青黒くてアヒルの糞のようである。小便は透き通り脈は沈遅を呈し、寒 …
募原(ぼげん)
①胸膜と膈筋の間を指す。②「原」は広野を意味し、臓腑の外にあり胃に近いとされ温病の弁証にお …
骨の余(ほねのあまり)
歯を指す。歯も腎中の精気で養われおり、歯の成長と脱落は「腎中の精気」の不足に密接に関係して …
1.目がくらむ、目がかすむ。2.乱れる。瞀熱は蒸し暑いの意味。
胞宮(ほうきゅう)
女子胞を参照。
暴蕨(ぼうけつ)
昔の病名である。気が急に逆行するために、突然昏倒し、人事不省に陥り、脈は躁疾であえぐよな病 …
亡血家は汗を発す可からず(ぼうけつかはあせをはっすべからず)
亡血家とは大量失血の患者を指す。大量の失血の患者に対して発汗してはならないという意味である …
膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ)
膀胱湿熱証とは、湿熱が膀胱に蘊結して証候を指す。 膀胱湿熱証の原因は主に二つある。 1.外 …
膀胱失約(ぼうこうしつやく)
膀胱不約を参照
膀胱の気化不利(ぼうこうのきかふり)
膀胱の功能失調を参照
膀胱の気化無権(ぼうこうのきかむけん)
膀胱の功能失調を参照
膀胱の功能失調(ぼうこうのこうのうしっちょう)
膀胱の功能失調とは膀胱気化作用の失調という病理状態を指す。膀胱の主な機能は貯尿と排尿で、貯 …
膀胱不約(ぼうこうふやく)
膀胱不約とは、気の収斂作用が失調し、遺尿の症状と強く関与する。 また、膀胱失約ともいう。
膀胱不約(ぼうこうふやく)
膀胱不約とは、膀胱の収斂作用が失調するという病理現象を指す。臨床では頻尿、遺尿などを呈する …
膀胱不利(ぼうこうふり)
膀胱の気化作用により膀胱に貯尿された尿を適時に体外に排泄する。膀胱不利と、膀胱の気化作用が …
芒刺(ぼうし)
芒刺は舌面の糸状乳頭が増殖角化してトゲ状に隆起した様子を表す。
芒刺舌(ぼうしぜつ)
芒刺舌は、舌面上の舌苔や顆粒が大きく尖り、長く赤い棘のような突起物となり、手に触れるように …
冒湿(ぼうしつ)
冒湿とは、山上の湿熱や雲霧、あるいは長雨、晴れた後の蒸気などで発病することが多く、病理の特 …
胞臓(ほうぞう)
女子胞を参照。
暴脱(ぼうだつ)
脱証に属する病理変化である。 臨床上では、一般に中風・大汗・激しい下痢・大量出血或いは精液 …
抱頭火丹(ほうとうかたん)
抱頭火丹はまた熱毒腫(頭部の丹毒)ともいう。 臨床の特徴は頭面の皮膚が熱を持って紅く腫れ、 …
瞀悶(ぼうもん)
めがくらみ、物がはっきりみえず同時にいらいらして落ち着かない、一種の証候である。多くは痰熱 …
亡陽(ぼうよう)
亡陽とは、体の陽気を突然大量に喪失し、体が極めて衰弱した病理状態を指す。臨床では、大汗淋漓 …
方顱(ほうろ)
方顱は小児の頭蓋骨の前頭部が前に突出し、側頭部は両側に向かって膨れ、頭頂部は扁平で、四角形 …
崩漏(ほうろう)
月経期間ではないのに、陰道内に大量の出血や出血が続き淋漓(ぽたぽた続く)として止まらないも …
補其偏衰(ほきへんすい)
「補其偏衰」とは、陰陽のどちらかが偏衰した病理状態を補足する治療原則である。 : 陰虚と陽 …
鶩溏(ぼくとう)
大便が水分を多く含み、色が青黒くてアヒルの糞のようである。小便は透き通り脈は沈遅を呈し、寒 …
募原(ぼげん)
①胸膜と膈筋の間を指す。②「原」は広野を意味し、臓腑の外にあり胃に近いとされ温病の弁証にお …
骨の余(ほねのあまり)
歯を指す。歯も腎中の精気で養われおり、歯の成長と脱落は「腎中の精気」の不足に密接に関係して …
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